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代表 木村黒バック写真 コラム「組織の成長加速法」-第9話 経営幹部は視点よりも視座を変えよ

問題解決のスキルの一つに、視点を変えるというものがあります。
表から見ていたら丸なのだけど、横からみたら、四角だった。
裏側から見ると丸、「あ、これ円柱だ!」といった具合です。

これは、ある程度、練習すれば誰でも出来るようになるテクニックではあります。
物事を客観的に見るとも言います。

社内に起こる多くの問題は、実はこの視点を変える技術解決できます。

ここまでは、部長レベル以上の方々にお話すれば、「当たり前なことを何を今更」
という反応になります。

ところが、いざ自分の部門、自身に関することになると、一方向からしか見ることが出来ず
思い悩むということが大多数の方々です。

そんな中で、それでも尚、一歩引いて、客観視出来るようになると、単に自らの組織のみならず
いくつかの部門を率いる更に上の役職、すなわち経営幹部の仲間入りです。

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多くの場面、ことなった課題に対して、多面的に見ることの出来る経営幹部というと、
部下でもない、全く他部門の社員からも一目置かれる存在となります。

経営者にとってもとても頼もしい存在であることは違いないのですが、経営者の右腕となる
信頼でき、ドンドン仕事を任せられる経営幹部となるためには、もう一段上に上がって
もらわなければなりません。

多面的に見ることが出来る、客観的に考えることができるでは、出来る社員止まり
なのです。

多くの経営者の方とお話をしていると、惜しい経営幹部の話題になることが少なく
ありません。

「仕事はそこそこやるけど、もう少し足りない」
「いろいろやってくれるのだけど、、、」

という具合です。

よくよく聞いていくと、足りない部分の多くは視座の問題です。

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視点を平面的とするなら視座は立体的
視点は具体的で視座は抽象的
視点は経験的で視座は思想的

とくに連続する修羅場をくぐり抜けてきた創業者にしてみれば、
どの経営幹部も軽く見えてしまいます。

許されるのであれば、創業者と同じ修羅場を経験すればおそらく違い視座を
えるのでしょうが、そうはいきません。

如何に経営幹部の視座を引き上げるのか?

これが多くの組織の組織の成長を加速していくためには、大きな分岐点となると
私は考えています。

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ですが、私はこの点については、とても楽観的に考えています。

なぜならば、組織の成長を加速させるために、経営幹部が獲得するべき視座
というのは、学習できると考えているからです。

経営幹部が獲得すべき視座を別の言葉で言い表すならば、
「本質を見抜く力」です。

経営者の視座から、課題、現象を見通すと、表層ではなく、深層が見えます。
表面上の事象ではなく、本質を見抜くことが出来るのです。

そんなことが学習できるとは通常言わないと思いますが、これが出来るのには
ワケがあります。

組織の成長を加速させるための、本質的な要素というのは、何万個もありません
数千でも数百でもありません。。
数十でもない。
たかだか10個程度です。

それを理解すればいいのです。

裏返せば、経営者と同等の視座の獲得につながるのです。

本質が分かれば、課題、現象はもう同じようには見えません。
表面的な事象を通して、本質が見えます。

だから、まるで違う打ち手、解決策が繰り出されていくのです。
これが、組織の成長を段違いに生み出す基点になっていきます。

これまでの経験上、学習したからすぐに変化は生まれません。
多少トレーニングを行います。

ただ、本質から逆算すると、応用範囲の広さを実感するので、それほど
時間をかけずに、大きな変化を創り出すことができるのです。

御社の経営幹部の視座に変化の兆しはあるでしょうか?